梅雨、という言葉の由来は
諸説あるそうです。
そのなかの一つ
「中国で梅の実が熟すころに雨がよく降るので、梅の季節の雨として日本に伝わった」
この説が個人的には好きです。
梅はプラム。
品種によっては
梅干し、梅酒、梅ゼリーなどとても活用範囲が広い果実です。
ですが
日本ではランク付けを表す
「松竹梅」
に使われていて
残念なことに
梅はもっとも格下です。
本来は
・松は長く緑を保つ平和の象徴
・竹は折れない健やかさの象徴
・梅は雪の中でも華やかに咲く美しさの象徴
このような意味合いがありますが
どうしても価値基準のランクをイメージしてしまいます。
梅雨時の湿度は鬱陶しいですが
梅雨は
梅の実が熟す時期です。
松、竹、梅をランク付けというよりは
それぞれの個性ととらえてみては
いかがでしょう。