「春眠暁月を覚えず」
これは平安時代よりも以前の
唐の時代に読まれた
1,000年以上昔の
有名な漢詩の一文です。
".春は気持ち良く眠ることができるので
夜明けにも気づかずについ、寝過ごしてしまう"
という意味です。
春はぐっすり眠れる
というのは
スギ花粉症など有り得なかった時代の
過去の出来事でしょう。
21世紀の現代、
春はくしゃみや咳、涙目で
何度も目が覚めてしまうかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
花粉症のかたにとって、春は熟睡できずに
体調もよろしくないかもしれません。
「春眠暁月を覚える」
"春は夜明けまで、ぐっすり熟睡ができない"
こんなタイトルで新しい漢詩がいつか、
1,000年後の
31世記に残るのではないでしょうか。